【理学療法士が解説!!】肩峰下インピンジメントの概要と原因

トレーナーが知っておくべき疾患について

こんにちは、キクティーです!


理学療法士の資格を持ち、パーソナルトレーナーをやっています。


他のトレーナーさんに講義をさせていただくこともあり、SNSではトレーナーさんが現場で使える体の知識を発信しています。


今回は「肩峰下インピンジメントの概要と原因」というテーマで話をしていきます。


動画で見たい方はこちらからどうぞ⬇⬇

【5分で解説!!】肩峰下インピンジメントの概要と原因


「肩峰下インピンジメント」は、どこかで一度は聞いたことがある疾患だと思います。


肩の怪我の代表格で、特にトレーニング指導をする方は必ず押さえておかなければならない疾患です。


なのでトレーニング指導をしている方はぜひ最後まで見てください!


まず簡単な概要から話します。



肩峰下インピンジメントの概要

肩峰下インピンジメントというのは


「肩峰下スペースの構造物が挟み込まれた状態」


のことです。


肩峰下スペースというのは、肩甲骨の端っこである「肩峰」と「上腕骨頭」の間のスペースのことです。


特に肩を外転させた際、肩峰下スペースが狭くなり挟み込みが起こりやすいです。


そして肩峰下スペースの間には「棘上筋」と「肩峰下滑液包」が存在します。



慢性的にインピンジメントか起こると、この二つの組織が慢性的に挟み込まれるような状態が続きます。


結果炎症を起こしたり、ひどい場合は棘上筋が切れるなどの状態になることもありますね。


今のが簡単な概要です。次は原因について話します。



肩峰下インピンジメントの原因

原因はけっこうたくさんありますが、今回は三つに絞って話します。

①肩甲骨の動きが悪い

肩甲骨は肩の動きにめちゃめちゃ関与しており、どの方向に動かす時も必ず動きます。


肩甲骨の運動方向は10方向もあるんですよね。笑

このうち肩甲骨の「上方回旋」&「後傾」という動きが少なくなると、インジメントが起こりやすいです。


今言った二つの動きは、肩を屈曲する時も外転する時も必ず起こる動きです。


この動きが少ないと腕を上げていった際に、上腕骨ばかり動くので挟み込み、つまりインピンジメントが起こりやすいんですよね。



②肩関節の後下方の組織が硬い

肩関節の周りにはいろいろな組織がありますが、それらの組織は場所が四つに分けられます。


「前上方・前下方・後上方・後下方」


の四つです。


このうち後下方の組織が硬いと、インピンジメントが起こりやすいです。


後下方には何があるかと言うと


「棘下筋」「小円筋」「後下方関節包」


こいつらです。



こいつら硬くなると、腕を上げた時に後下方が壁のようになり、上腕骨頭が前上方に滑りやすいんですよ。


そうすると肩甲骨の肩峰と上腕骨頭の間が狭くなって、インピンジメントが起こるというロジックです。


だから後下方の組織はしっかり柔らかくしておいた方がいいわけですね。



③ローテーターカフの機能が悪い

これは以前の記事でも解説しましたが、ローテーターカフというのは


「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」


この四つの筋肉の総称です。


こいつらは肩甲骨から上腕骨に付着しており、上腕骨頭を四方からガボッと覆うような形でくっついています。


こいつらが働くことで、肩を動かした際に上・前・後ろにズレないで、正しい位置で運動が行えるようになっています。


逆にこいつらの働きが悪いと、腕を動かした時に骨頭がズレてしまうので、肩の周辺の組織を痛めやすいわけです。



特に上にズレてしまう場合はインピンジメントが起こりやすので、肩の健康のためにはローテーターカフを鍛えておいた方がいいわけですね。


ローテーターカフについてもっと知りたい方は以前書いた記事を見てください⬇⬇


今言った三つが主な原因です。


まだ色々ありますが、代表格であるこの三つは必ず覚えておいてください。


・じゃあ実際インピンジメントかどうか判断する評価はどうやるの???
・インピンジメントの方に対してどういうアプローチをしたらいいの??


この辺りの内容についてはまた次の記事で話します。



もし気になる方はこちらのブログをチェックしつつ、お待ちいただければと思います。


ということで今回のまとめに移ります。



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ではまとめです。



「肩峰下インピンジメント」とは、肩峰と上腕骨頭の間(肩峰下スペース)で構造物が挟み込まれた状態のことをいいます。


特に肩を外転した際などに起こりやすいです。


原因は主に三つあります。



①肩甲骨の動きが悪い

具体的に言うと「上方回旋」&「後傾」が出ていないと、肩峰下インピンジメントになりやすいです。


肩の屈曲・外転時に必ず出る動きだからです。


②肩関節の後下方の組織が硬い

後下方が硬いと腕を上げた際に、上腕骨頭が前と上に押し出されやすいです。


その影響でインピンジメントが起こりやすいのです。


③ローテーターカフの機能が悪い

ローテーターカフは腕を動かす際に、上腕骨頭が前とか上とか後ろにズレないように調節している筋肉です。


そのため働きが弱くなると、上の方に押し出されやすくなり、インピンジメントの原因となります。



はい!!こんな感じです!!


また次の記事でお会いましょう!!

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