解剖学を中心とした介入で6年間続いていた痛みが30分で取れた話




こんにちは、キクティーです!


今回は



「解剖学を元にした介入で6年続いていた痛みが30分で取れた話」



をしていきます。


なかなかキャッチーなタイトルですが、実話なのでお許しください😱笑


僕はよく「解剖学を学べ」と言っています。


解剖学は人間の体の地図であり、施術やトレーニングのベースとなる知識だからです。



あとはトレーナーが見ることが多い、姿勢改善や動作改善なども解剖学の知識が基盤となります。



だから学びましょうと言っているのですが、それよりも



「解剖学を元にした介入が、本当に結果が出るから」



学んでほしいと思っています。



簡単なセルフケアで痛みが取れた例


実は僕はセルフケアサロンというサロンを運営しているんですよ。


表では募集していないので、知られていないと思いますが、週に1回zoomを通してセルフケアを一緒に行うサロンです。


その中の会員さんで



「ベンチプレスをやるときにずっと手首が痛い」



と仰っている方がいました。


そこでzoomを通して



「なんで痛めてしまったのか?」
「どういう場面・動作で痛めてしまったのか?」



などを問診しつつ



「どういう動きで痛みが出るのか?」
「関節の可動域に問題はないか?」



このようなことを調べていきました。


その結果、痛みが発生してしまう動きや原因がわかりました。


なのでそれに対し、解剖学的に自分でできるセルフケアを行ってもらったんです。


すると痛みや可動域がかなり改善しました。



その方は家の中にベンチプレス台があるので、その後にベンチプレスをやってもらいましたが、今までより少ない痛みで出来るようになったのです!



これってすごいことですよね。でも実際起こり得るんです。


痛みが出始めたのが6年前で、ずっと痛かったようですが30分の評価とセルフ治療でよくなりました。


結局基礎となる学問(解剖学)が大事になります


詳しく言うと解剖学だけではなく、運動学・機能解剖学・疼痛医学に関する知識も使って対応しましたが、ベースはやはり解剖学です。



このように、解剖学というものが分かれば痛みを取ることができます。



巷では◯◯法、◯◯式、など、キャッチーな治療法がもてはやされていますが、特別な手技とかは全く使わずとも画面越しでセルフケアを指導するだけで痛みは良くなります。


そして、その方が痛みなくベンチプレスができた後の嬉しい表情を見たら、こちらまで嬉しくなりました。



本当に、専門知識って人を幸せにできるんですよね。



だから僕はずっと学び続けていますし、関わった方全員の痛みや不調を取り除けるようになりたいと思っています(現実的には無理ですが)。



特にトレーナーさんは人の体を見る仕事なので、強制とは言わないんですが、解剖学などの体の知識を学んでいただきたいと思っています。



本当に、人生豊かになりますよ。


あと思うこととしては、やはり基本が大事だなということです。


トレーニングも結局「原理原則」に基づいてやることが大事ですし、一番効果がありますよね。



それと一緒で姿勢改善・動作改善・疼痛改善も、結局は基本となる解剖学・運動学・機能解剖学・疼痛医学あたりの知識を元に介入すると効果が出やすいです。



だから基礎となる学問からしっかり学んで頂くことを僕は強くおすすめします!!!


はい、では今回はこんな感じで終わります。


また次の配信でお会いしましょう!


※配信の感想をLINEの方でいただけたら嬉しいです!!あとキクティーに聞きたいことなどがあればお答えしますので、お気軽にメッセージくださいね😊




【追伸】

追記で勉強の仕方についても触れておこうと思います。


トレーナーさんであれば、解剖学や栄養学やバイオメカニクスの勉強をすると思います。



これってなんのためにやってますか??



お客様の理想を叶えるためですよね。1時間のセッションの中で



・最大限筋肉をつけるためのアプローチ
・痛みを取るためのアプローチ
・アライメントを整えるためのアプローチ



が勉強していればできるようになります。


その結果、お客様がなりたい姿になるためのお手伝いができるようになるのです。


これが勉強をする意味ですよね。



こう考えると実践で使える最低限の知識だけを身につければよいです。


なので個人的な見解ですが、学校教育って微妙だよな〜と思います。笑



学校にはそれぞれのカリキュラムがあって、それに沿って学ばなければいけません。



だから実践で使わないような知識もふんだんに盛り込まれているんですよね。笑



もちろんお金と時間に余裕があるなら、専門学校やスクールに通うことも選択肢のひとつではあります。


とはいえ「実践で使える知識を最短で学ぶ」ことはできないでしょう。



実際僕は理学療法士の資格を取るために大学へ通い、4年で400万以上の学費を使いましたが、そのうち現場で使う知識って2%ぐらいなんですよねww(割とマジです)



なので実践で使える知識をピンポイントで得ることと、あとは人の体を診る経験を積むことが大事と考えています。


日本の教育も教科書を読むようなインプットばかりが中心なので、そこを改良して、実技メインで学べる場ができればいいよなぁと、常日頃思っています。笑

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